最近観た映画の中で最もよかった「Mr.インクレディブル」について書こうと思う。この映画は元ヒーローのMr.インクレディブルが過去の栄光を取り戻すために闘いその中で家族の大切さを思い出すという映画だ。あらためてピクサーというスタジオのアニメーション製作の技術の高さ、キャラクターのこだわりをすごいと思った。しかしこの映画には気になることがあった。それは悪玉の戦闘員が死んでも誰も何とも思わないということだ。悪玉の戦闘員にだって様々な事情があり戦っているはずである。それなのに悪玉というだけで殺していいはずがないと思う。確かに悪玉は主人公側を殺そうとしているので殺されても文句はいえないのだが悪玉を情けもかけずに殺す正義の味方はちょっとどうかなと思った…勧善懲悪という概念は空想の中でしかありえないし悪にも善にも信念や理由があって闘っている。善側だけを正義として観れなくなってしまった自分はもう正義の味方にはなれないなぁ…仮面ライダーになりたかったのに…V3が好きですでもライダーマンはも〜っと好き。まぁしかしながら「Mr.インクレディブル」はこの冬一番のおすすめ映画だ。皆さん是非観てみてね。